昭和の都「別府ドリームランド」

昭和の都「別府ドリームランド」構想

「別府~、別府~」と上り調子の声高らかに、別府駅到着を乗客に知らせるアナウンス。電車の扉が開くと、着いた着いたと懐かしい表情を浮かべながら別府に上陸する観光客の方々。まだかまだかと、次々にドアから降りてくるが、いつまでたっても途切れない。出るわ出るわまだ出るわ。それもそのはず、今日も乗車率120%の特急電車。観光客の大群が別府駅から別府の商店街一帯「昭和の都・別府ドリームランド」に流れ込む。

そこに待ち構えるは、懐かしの昭和を思い出す、ホーロー看板のにぎやかな店と、多数の街中アーティスト達。ギター奏者、ジャズグループ、73分けの昭和風歌手、まちなかコント、昭和風アイドル、ピエロまでいる。それを見ておじさんおばさんにお孫さんも笑顔。懐かしの茶店、食堂、歌声喫茶、お土産屋、おもちゃ屋、駄菓子屋など、昭和の都・別府ドリームランド中がごった返している。

そんな中でも、ご年配の紳士淑女にひときわ大人気なのが、昭和の風景写真館。中には昭和のあのころを思い出す懐かしの景色、ホーロー看板、昭和の建物写真などがたくさん。そんな懐かしの風景の中に遊びに行って、もう一度思い出写真も撮れる。すぐに印刷してくれて持って帰られる。「景色は昭和なんだけど、私たちなんだか年取ったわね。」ってまあそれもいいじゃないですか。あなた方が急に年取ったわけじゃない。時代の方が早すぎただけなんです。

そうこうしているうちに、日もだんだん暮れてきました。ここからが本当の紳士淑女の皆さんのお楽しみ。「私たちもう年だから、そろそろ旅館に・・・」って? いやいやここは昭和ですよ。あなた方はまだ20歳か30歳のぴちぴちギャルとイケメンです。 さあどうぞどうぞ、長年続いて今も元気にやっている安心価格で楽しませてくれるお店がたくさんあるんです。 そこでは、カラオケなんかが流行る前の時代を盛り上げた、昭和の人間カラオケ「流し」達に、これから次の世代の北島サブちゃんになるぞとがんばっている若手歌手達が、歌声喫茶や飲み屋でも大活躍。 平成生まれ、ぴちぴちの若手もいいけれど、昔からがんばっていた昭和生まれのベテランも味があるなぁ。 見たり聞いたりするだけじゃ物足りない元気な方々。 ディスコもありますよ。もう一度踊ってみましょう。 そして若い女の子や男の子にも踊りを教えてあげてくださいね。 あのころのように楽しんでいると、みるみる心も身体も元気になってきた。 こりゃまだ遊べるなぁ。 ワシもまだまだ捨てたもんじゃない、100まで健康じゃ!

さて夢中になって遊んでいたらそろそろ遅くなってきました。それじゃマスターごちそうさま。また来るよ。って、「え~?!こんなに遊んでこの値段でいいの?」 そうだよ、うちは値段も良い時代の安心価格だから、これまで続いているんだよ。元気になってもらって、また何度も来てくれるほうがいいんだよ。 昭和の都「別府ドリームランド」から、旅館・ホテルへのお帰りは、遅くまで専用の循環バスがありますから、安心。皆で乗ればタクシーだって安上がりだよ。

いや~、今日も一日遊んで、たくさん汗もかいたし。温泉入ってゆっくり寝よう。 そういえば、明日の朝ご飯はどうしようか? 「別府の温泉が出るところは、天然の蒸し器がどこにでもたくさんあるんだって。そこで野菜なんかを蒸してすぐに食べられるようになってるのよ。」 いや~。そうかそうか知らなかったなぁ、それじゃあ明日はゆっくりそこで食べよう。 お前のおかげで今日も一日元気に楽しめた。いつも感謝してるよ、ありがとう。 おやすみ。

別府がこんな状態になることを夢に描きながら、今後盛上げ活動を頑張ってまいります。

(2012年4月8日構想 OPO森山拓)

別府の商店街での聞き込み・写真撮影

別府駅の周辺やアーケードがある商店街一帯を写真家 石見秀治さんにご同行いただき写真撮影をしながら、開いているお店の方々とお話してきました。いろいろなお店の方や、アートを使った商店街活性化にがんばっている団体「NPO法人 別府プロジェクト」さんなどと出会うことができ、お話を伺うことができました。以下はその時撮った写真などです。(2012年4月17日)

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