新見準平 バスバリトン リサイタル 2019

デビュー10周年記念 新見準平バスバリトンリサイタル

すっかり大分に定着してくれた、バスバリトン歌手、新見準平さんのリサイタルが開催されます。

聴きどころは、まず新見準平さんの生歌が素晴らしいこと。大分で活動してくれてホントありがたいなぁと思える程いい声してるので、是非聴いてみてください。僕が思うに超一流の声です。

それから、ピアノの後藤秀樹さん。大分でも活躍してくれているピアニストさんで、僕が言うまでもないですが、プロのピアニストとしてのスタイルが見事なんです。演奏も年々パワーアップされているので毎回楽しみです。

今回、アンサンブルもあるということで、どんなコンサートになるのかも楽しみです。

個人的にはオーボエの髙田喜夫さんの音色がとても好きで、どこまでも真っ直ぐに飛んでいくような演奏。すっと光が差し込むような澄んだ音色だと表現してみます。

それでは皆様、当日の生演奏をお楽しみください。

(以下、バスバリトン新見準平さんより、リサイタルのお知らせです。)

2009年の東京文化会館での東京労音「第九」公演でデビューしてから来年で10年。デビュー10周年を記念したリサイタルです。今まで歩んできた道を辿りながら、また新しいレパートリーにも取り組んでいます。

どうやら新見の名前のルーツはそもそも瀬戸内海あたりにあり、岡山に移り、福岡に移り、子孫の私もどこかに落ち着くこともなく旅の日々を送っています。これはもともとDNAが持ってる気質なんだと思いますが、さすらう男の歌や愛し合いながらもそこから去らねばならない定めの男たちの歌に前々から大きな共感を持っていました。

そこで〜流れ者の歌〜というタイトルをつけました。

プログラムは修士演奏でも演奏したヴォルフ=フェラーリの「セレナータ」、初めてのリサイタルで取り上げたクイルターの「3つのシェイクスピアの歌」。留学最後のコンサートで取り上げたバッハの教会カンタータ第82番をバロックアンサンブルと共に。
あとは歌曲のアラカルト。ドイツ、イギリス、フランスの歌曲をラインナップしております。

オペラは無し!歌曲とカンタータのみのプログラムです。
是非、皆さまお越しください。

〜流れ者の歌〜
デビュー10周年記念 新見準平バスバリトンリサイタル

新見準平(バスバリトン)
後藤秀樹(ピアノ)
髙田喜夫(オーボエ)
アンサンブル82(弦楽アンサンブル)
辛島明美(チェンバロ)

2019年1月11日(金)
18:30開場19:00開演
iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
全席自由:一般¥2,000 学生:¥1,000(10月20日より販売予定)

プログラム(変更になる場合がございます。)

ヴォルフ=フェラーリ:セレナータ 「民謡集」より
クィルター:3つのシェイクスピアの歌
バッハ:教会カンタータ第82番「我、満ち足れり」
V.ウィリアムス:放浪者 「旅の歌」より
シューベルト:川の上で 「冬の旅」より
メトネル:さすらいの夜の歌1
メトネル:さすらいの夜の歌2
シューベルト:涙の雨 「美しい水車小屋の娘」より
フォーレ:ゆりかご
シューマン:二人の擲弾兵
ヴォルフ:火の騎士