【真の芸術】ピアニスト 三浦謙司 Kenji Miura さんのリサイタルを聴いた(グランツ竹田)

5月21日にグランツ竹田で行われた三浦謙司(Kenji Miura)さんのピアノリサイタルを聴いた。
(三浦謙司さんツイッターアカウント)
https://twitter.com/PianistKenjiM

『こういうものを芸術と呼ぶんだろうなぁ。』と演奏を聴きながら思っていた。

三浦さんの演奏スタイルを見ていると、自分がピアノを弾いて結果的に出てきている音をじっくりと聴きながら、次に弾く音を選んでいるように思えた。

自分がこのように弾いているから、こういう音が客席に届いているだろう。と予想しながら演奏するというやり方ではなくて、

あくまでも自分のピアノから、今このような音が出ているので、次はこうやって弾こう。という感じで、かなりじっくりと自分の演奏音を聴いている。すべてはプロセス(テクニック)ではなくてサウンドの結果で判断している。というところが僕には印象的でした。

だから、出ている音は、やはり素晴らしいものになっていたと思います。

きっと、使用するピアノや会場、その場の雰囲気によって演奏はかなり変わるんだろうと思います。

切れ味の良い装飾音やトリル、男性らしい力強さ、そして女性の肌をやさしく撫でるようなピアニッシモ。演奏を聴いていて、僕もこの演奏のように人を愛すことができたらどれほど素晴らしいことだろうと思いましたね。最前列で聴いていましたが、客席の女性全員、目がハートになっていたことは、容易に想像できます。

どれもピアノから出せる音を最大限使っての表現に挑戦しているかのようであり、しかもそれは、表現の幅を広げるという目的ではなく、あくまでも彼自身が思う良い音、良い音楽、良い芸術としてのピアノ演奏を追及していき、お客様に質の高い芸術を提供するという目的なのではないかと感じられました。

(これは、一回のリサイタルを聴いただけの僕自身の感想です。ズレているかもしれませんがご了承ください。)

大分までお越しくださって誠にありがとうございました。次いらっしゃるときはもっとお客様を増やせる一助になれればと思います。

録音エンジニアとして三浦謙司さんへのアピール

ここでは、僕から録音エンジニアとしてアピールします。

突撃取材で少しお聞きした情報によると、世界の大手レーベルにて録音される予定だそうです。はたしてあの表現が再現されるのか、とても楽しみにしています。

今回リサイタルを聴かせてもらい、素晴らしい表現の幅があったので、ぜひ録音してみたいなぁと思えました。特に、あの繊細な究極のピアニッシモをうまく録音で再現できるのかどうか、挑戦してみたいですね。ピアノとマイクの位置の微調整がかなり重要になりそうです。

そして、あなた自身が非常に音に対して天才的な感性をお持ちだと思ったので、ピアノで表現される音が録音・再生でうまく再現されずに、なかなかOKを出してもらえないことがあるんじゃないかと思います。それに対応して工夫していくことは、エンジニアとして一番の成長になりそうです。

ご興味持っていただけたら、ぜひ日本の大分県在住の録音エンジニア「森山拓 Taku Moriyama」をご指名ください。世界中どこへでも参ります。

きっとあなたの素晴らしいサウンドを録音で再現できるよう収録致します。

世界中の人を魅了する音を一緒にとりましょう。

グランツ竹田 ピアニスト 三浦謙司 Kenji Miura さんのリサイタル

グランツ竹田 ピアニスト 三浦謙司 Kenji Miura さんのリサイタル