「大分 里の歌まつり」を開催します!

大分-里の歌まつり_チラシ_最終配布用

案内文・コンセプト

 はさま未来館には、加藤正人さんが録音機材と共に大分中を周り残した、民謡8000曲分の録音や楽譜が所蔵されています。

 その資料をもとに曲の良さ・メロディーの良さを生かしながら今に生きる私たちの感性で編曲し演奏します。

 この演奏会がふるさとの歌をみなさんで歌い継いでいくきっかけになれば幸いです。

出演者

古賀 小由実、国広 梨沙、松井 奨真、橋内 有里、黒木 真子、大橋 萌子、河野 里菜、吉原 紗代

日時

2022年12月24日(土)
13時半開場 14時開演

会場

はさま未来館DENKENホール(大分県由布市挾間町挾間104−1)

加藤正人さんについて

 1918年、大分県挾間町出身。1997年永眠。 大分県の民謡研究の第一人者。

 小中学校の教員として教鞭を執るかたわら、録音機材とともに大分県内を精力的に歩きまわり、地元に伝わる唄を知っている人を訪ね、実際に唄ってもらい録音し、持ち帰って採譜するという方法で整理していかれました。

 また、ひとつひとつの唄は、音楽性だけでなく、背後にある民族的な部分まで調査追求し、その成果を著作の中に表しました。

 有名な「関の鯛釣り唄」など、こうした過程を経て再び世に送り出された唄も多く、加藤さんの研究の手にかからなかった大分県内の伝承唄はなかったとも言われています。

 研究資料は、オープンリールで約1,000本、カセットテープで約1,500本、延べ8,000曲にのぼります。

 その資料の一部は、現在、はさま未来館内の図書館で閲覧したり聴くことができます。