残留農薬分析に送ってみます
残留農薬分析に送ってみます
これまでオペラトマト栽培を現在の場所、大分県日出町で始めて4年間以上化学合成農薬不使用でやってきましたが、念のため残留農薬分析に送ってみることにしました。結果は10日前後で出るそうです。
理由としては、たとえ化学合成農薬不使用で長年栽培しているとしても、土壌に元々残留していたり、水に含まれていたり、外から飛散したりといった原因で、作物から検出されることがあるという話を時々聞くことがあるため。「20年以上前に使用された現在では禁止されている農薬が、作物中から検出された」などという話も全国各地で少なからずあるようです。
また、いくら不使用と言っても、実際の商品から検出されないことがわかったほうが、お客様にもより安心してもらえるだろうし、なにより一番自分のトマトを食べているだろう僕や私の家族が安心できるということ。
もしも検査で何か化学合成農薬が検出されたら、土壌や水を再度調べたうえで、土壌などすぐに改善できない要因なら、現在の場所で作るのをあきらめて移転することも考えなくてはならないなぁ・・・。 などと、いろいろ考えつつ、実際に出荷して店頭で2日間置いたオペラトマトをそのままダンボールで検査に送りました。
この方法ならば、実際に購入されたオペラトマトの状態に一番近いと思います。
送り先は「一般社団法人 農民連食品分析センター」。
検査項目は、「残留農薬多成分一斉分析」と「ネオニコチノイド系農薬一斉分析」です。
230種以上の農薬成分を高精度、高感度で一斉検出できるそうです。
詳しくは下記、分析センターのホームページをご覧ください。
http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/analysis/agr_chems/index.html